醒井(さめがい)の梅花藻(バイカモ)を訪ねる。
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8月下旬までは見頃、
と言う新聞記事に惹(ひ)かれて
米原市醒井のバイカモを訪ねました。
地元の方に言わせれば、
もっとたくさんの時もあったそうですが、
私には満開に見えました。
地蔵川の清流の底に根を張って
水中でゆらゆらと揺れる様は
美しくて清涼感いっぱいでした。
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水は氷水のように冷たくて
炎天を癒してくれました。
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記事は概ね道順通りです。
JR 醒ケ井駅から源泉までです。
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ちなみに、
醒井に「ケ」が入るのは駅名だけで
地名は「醒井」です。
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醒井宿は中山道六十九次の61番目の宿場。
第62番目は番場の忠太郎の
故郷として有名な番場宿。
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醒ケ井駅
近代的な新しい構えの駅で、
降りる時は、無人でしたが、
帰りには切符売り場に1人駅員さんがいました。
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醒ヶ井駅に左手に、
地元の野菜などの販売店や
カフェやバイキングなどの飲食店があります。
よれば良かった~~。
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駅前の広場に観光案内看板があります。
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泡子堂
(西行水にちなんだ名前だと思います)
代表銘菓「六方焼」、
手作りで6面を焼き上げているので六方焼きというそうです。
中は、ほくほくの白あんがたっぷりと。
ショーケースにらくがんなどの木型が飾られています。
見事な彫りです。
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西行水
湧水源の1つです。
西行法師が飲み残した茶の泡を飲んだ茶屋の娘が懐妊。
それを知った西行が、
もし自分の子どもなら泡に戻れと
言うとその子はたちまち泡になったと言う。
(駅前の観光案内看板より)
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この上に泡子塚があります。
泡子堂の名前はこれに由来しているんだと思います。
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西行水の前にあります。
石の上に水を流すと、
滴(したた)り落ちる水が妙なる音を奏でます。
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十王水
地蔵川湧水源泉の一つ、
平安時代中期の天台宗の浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)
という僧侶によって開かれたとされています。
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国の天然記念物 丁徳寺御葉附銀杏
(オハツキイチョウ)
オハツキイチョウはイチョウの変種で、
信じがたいのですが、
なんと、
葉の上に実(ギンナン)ができるらしいです。
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言い換えると
「ギンナン付きイチョウの葉」
ということになりますね。
十王水の斜向かい、とにかく立派なイチョウです。
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法善寺
5分歩く毎にお寺があると言うくらい
たくさんお寺がありますが
このお寺はいっとう大きくて立派。
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地蔵盆には、地蔵川で万灯流しも。
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お休み処 ・ 久保田
地蔵川にかかる橋の上で一休み、
もちもちの田楽わらび餅、150円、
スイカ小ぶりだけど厚切り200円、
いずれも地蔵川の冷水で冷やされていました。
各戸の玄関前に橋がかかっていて、
どのお家も川に出るための階段があります。
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水車が回っていました。
サトイモの皮をむくのに使われていたのを
見たことがありますが
ここではなにをするのでしょうか。
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カメラはコンパクトデジカメです。
水中のバイカモを撮ろうとすると、
空の写り込みがじゃまをして
撮れません。
偏光フィルターが必須で~す。
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米原市醒井宿資料館
(元郵便局の資料館の別館でここは入場無料)
透かし彫りの壷で中の電球が灯るととても美しく幻想的です。
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鞍掛石、腰掛け石
紅葉の時期は真っ赤に染まってきれいだろうと思います。
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居醒の清水(いさめのしみず)
(最上流の源泉です)
地蔵川の源(みなもと)、
「平成の名水百選」に選ばれています。
こんこんと清水が湧き出ています。
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源泉のすぐ上にあります。
鳥居の扁額(へんがく)には、
別雷皇宮と書かれています。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が
伊吹山の神との戦いに敗れ、
この湧き水により一命を取りとめたという
伝承があるそうです。
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