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2013年2月

2013年2月18日 (月)

絵の中にみる色の相対性・
逆光下の口紅の色(リップスティック)その2

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油絵を描き始めた初心者の頃に、師匠から、
「逆光に名画無し」
と言われたことがあります。
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.絵の中にみる色の相対性・
逆光下の口紅の色
(リップスティック)
Fig06
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順光や、逆光という言葉は写真でもよく使われますね。
 
 「逆光」は描写体(モチーフ)の
後ろに
光源が有る状態のことです。
逆光のときは人物の顔が影になって暗くなるために、
描写が困難になります。
ということから、逆光で人物を描くことは、
仏様の後光を描くような特別な状況以外は
やめておいた方が無難とされます。
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特に初心者に対しては、
「まずは基本の順光でしっかりと描けるようになりなさい」
ということだと思います。
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 「順光」は描写体の正面から光が当たることです。
(広義には斜光も含みます、、
順風は後ろから当たる風で、光とは方向が反対ですね。)
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● この記事は前の記事の続きです。
  ここをクリック下さいませ。
http://roteki.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-53fc.html
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この記事の女性像はすべて逆光で描かれています。
絵の中にみる色の相対性・
逆光下の口紅の色
(リップスティック)
Fig06_gif
 ☆fig06
(画像をポイントしてクリックすると、動きます)

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上図の女性像(☆fig06)の唇(くちびる)の色を
取り出して見ます。
Fig06_lips
2コマ目が下唇、3コマ目が上唇の色です。
こげ茶色の汚い色ですよね、
肌の色とほとんど変わりません。
これが、描画を困難にしている要因です。
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まさか口紅にこんな色を使うとは思いませんものね。
 

 
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さらに、同じ要領でいくつかの例を入れます。
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Fig04
☆fig04
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Fig04_lips
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絵の中にみる色の相対性・
逆光下の口紅の色
(リップスティック)
Fig03
 ☆fig03
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絵の中にみる色の相対性・
逆光下の口紅の色
(リップスティック)
Fig03_lips
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このように、色を単独で取り出してみると
良く分かると思います。
絵の中の唇(くちびる)の色はピンクに見えても
取り出した色はピンクと言うよりも
チョコレート色ですよね。
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色は置かれた場所によって、
明度、彩度、色相が違って見えます。
これが、色の相対性です。
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それでは、
この記事の上の女性像の口紅の色をまとめてみます
色票は上から下へ、
記事の女性像の掲載順序と同じです。
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一番下の行は口紅そのものの色です。
前の記事3本の口紅の写真(☆fig00)
絵の中にみる色の相対性・口紅(リップスティック)
Lipstick
の内、一番上の赤色の口紅の明るい部分と暗い部分です。
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絵を描く状況に例えると、
一番下の行(fig00)はパレットに絵の具を出しただけ。
上の3行(fig06,04,03)はキャンバス上に塗った
絵の具の色
ということになります。
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逆光で描かれた女性像の口紅の色
.口紅の色
Lips_wht_02
上の図は左右全く同じものです。
(●この記事の色票は画像上でクリックすると拡大図が開きます)
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次の図は前の記事の色票です。

Lips_wht

上の色票の女性像はすべて順光で描かれています。
逆光で描かれた唇の色との差が分かると思います。
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ここで、一方の背景を黒くして見ます。
口紅の色
Lips_w_b_02
バックを黒くした方の色票が
左側の色票に比べて明るく見えませんか?

バックが黒の色票と、1つ上の図
(順光で描かれた唇の
色票)の色が
同じ明るさに見えませんか?
これも、色の相対性による現象です。
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「色の相対性」というと、
色の性質ということになりますが、、、
本当は人間の目のもつ性質ということですよネ。
一体何のために、こんな性質が有るんでしょうね。
(~_~;)、?、(*_*);; 、?、\(^o^)/
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2013年2月12日 (火)

絵の中にみる色の相対性・口紅(リップスティック)

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若い方に「口紅」と言ったら、けげんな顔、
リップスティック(lipstick)が普通の呼び方なんですかね?
フランス語ではルージュ(rouge)とも言いますね、
赤という意味です。
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.絵の中にみる色の相対性・口紅(リップスティック)
fig07
  ☆fig07
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赤色を口紅の代名詞にするのは
洋の東西を問わないようで、
古くは日本でも口紅をつけることを
「紅を引く」あるいは、
「紅を点(さ)す」と言っていましたね、
ロマンチックな表現ですネ~。
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絵の中にみる色の相対性・口紅(リップスティック)
Lipstick
  ☆fig00
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代表的な口紅の色、上から順に、、
赤(カーマイン)
肌色(ベージュ)
赤紫(マゼンタ)
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きれいな色ですが、絵画の中の女性の口紅の色は
チョット、異なります。
絵の中の口紅の色が単独で取り出されると、
エッ!!、、というような色になります。
それでは、
上図の女性像(☆fig07)の唇(くちびる)の色を
取り出して見ます。
Fig7_lips
終わりの2コマの内、明るい色が下唇の色で、
暗い色が上唇の色です。
以下他の動画も同様です。
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ちなみに、女性像(☆fig07)のバック(背景)
http://www.sunainosato.com/tanoshimi/nonohana
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さらに、同じ要領でいくつかの例を入れます。
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絵の中にみる色の相対性・口紅(リップスティック)
  ☆fig01
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Fig01_lips
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絵の中にみる色の相対性・
口紅(リップスティック)
Fig02
  ☆fig02
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.絵の中にみる色の相対性・
口紅(リップスティック)
Fig2_lips
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Fig05
  ☆fig05

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Fig05_lips
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このように、色を単独で取り出して見ると
良く分かると思います。
絵の中の唇(くちびる)の色はピンクに見えても
取り出した色はピンクと言うよりも
茶色、あるいは、エンジ(臙脂)色ですね。
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色は置かれた場所によって、
明度、彩度、色相が違って見えます。
これが、色の相対性です。
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次の記事では、
逆光の女性像の絵を例に取り上げます。
さらに、口紅(唇)の色が複雑になってきます。
ここをクリック下さいませ。
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 . ☆ チョット、ブレイクタイム ★
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口紅色診断
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10問の問に答えると、あなたの性格と
貴女に合う口紅の色が表示されます。

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ちなみに、
私の口紅色診断結果
私にお勧めの口紅の色は,偶然なのか?
おもしろいことに、上の絵の女性像の口紅の色と  
ほとんど一致しています。
Lip_diagnosis
上の口紅色診断の一番下の色と
☆ ブレイクタイム エンド ★ の下に入れてある
色票を比べて見て下さいネ。
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 ☆ ブレイクタイム エンド ★
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上の女性像の口紅の色をまとめて見ます。
色票は上から下へ、記事の女性像の記載順序と同じです。

Lips_wht

上の図は左右全く同じものです。
(●この記事の画像は画像をポイントしてクリックすると拡大図が開きます。
 開いた拡大図の外でクリックすると、元のサイズに戻ります。)

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ここで、一方の背景を黒にして見ます。

絵の中にみる色の相対性
・口紅(リップスティック)の色
Lips_w_b

バックを黒くした方の色票が
左側の色票に比べて明るく見えませんか?
これも、色の相対性による現象です。

絵を描く時は、この現象をよく理解しておきませんと
バルール(色価)の正確な絵を描くことができません。

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 ■□■絵の中にみる色の相対性・その2へ ■□

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